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■中国における菊生産の現状 |
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昨年12月、大田花きに中国産の白菊「神馬」が入荷した。「神馬」は八女が主力としている白菊であり、中国で生産され日本に輸入されれば、国内の菊産地に少なからず影響を与えると思われる。しかも輸入された菊のほとんどは、市場を通さず葬儀関係の業者に直接渡されるので、実際どれだけの量が入って来ているのか詳しくはわからないのが実情である。 また実際に見た感じでは、品質的には国内産とそれほど大きな差はないように感じられた。聞くところによると中国の青島で栽培されているとのことであった。今年1月に大田花きの小杉常務にお世話いただいて、中国青島の菊生産の現地を視察してきたので報告します。 視察したのは「青島用大園芸有限公司」という法人組織で、現在は日本向け白菊の「神馬」を専門に生産している。栽培規模は約4ha、160坪の青島特有のオンドル型ハウスが84棟ある。昨年の日本への輸出実績は150万本、本年は倍増の300万本を計画している。現在はまだ暖房設備が充分ではなく、高い品質が要求される日本向けは冬場は栽培していないが、今年は暖房設備も完備し冬場も日本向けを栽培する等、菊生産に意欲満々であった。 また中国の輸出入業者「山東中地有限公司」の王社長と懇談する機会を得た。同社は建築資材からアパレル関係・食品まで扱う総合的な商社であるが、3年ほど前から花きに力を入れているとのことである。今後は同社でハウスを建設し、花きの生産を益々推進していきたいと語られた。ただし、日本向けのみに限らず、他国への輸出や自国中国の消費拡大にも力を入れていくそうである。また生産も輪菊だけではなく、スプレーギクや他の花きも試験栽培をしていくとのことであった。
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