障害福祉なんでも相談室
                                ちくたくネット
 6月8日朝一番、相談室に電話が入り相談者(A氏)は泣き声です。A氏の話を聴くと入院中の母親が危篤状態との事。A氏は知的障害者で姉も知的障害者です。葬儀のことが心配で電話があったのです。すぐに同じ宗派の方に連絡を取り葬儀は心配しなくて良いとの体制を作りました。現在A氏は安心し母親の看病をしています。
 8月10日、「彼女ができました。結婚したいのですが」との相談がありました。しかし結婚するには生活基盤が必要です。いま一日3時間のパートです。障害者年金とパートの給料で生活費は大丈夫かと心配です。今はハートに火が付いているようで何を言っても聴いてもらえずしばらく見守る事にしました。
 9月4日、「食事をしているとお茶碗が割れました。このお茶碗はどうすればよいですか」「それは行政区での分別収集にその他のゴミに出してください。」と、説明しました。Sさんはこれまで保護者と暮らしていた関係で、多分保護者が処分していたのでしょう。親は子供より早く旅立ちます。保護者はかわいがるだけでなく生活訓練を考えることが本人の自立に繋がると考えます。
 相談事業が始まり約半年過ぎました。葬儀の相談から割れたお茶碗の処理の仕方まで、健常者だと普通に考えれば分かると思われるでしょうが、障害者にとって葬儀とお茶碗が割れたことは同じ重みなのです。健常者の理解が障害者にとって住みやすい地域になると思います。(北)
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