2007年ケータイあれこれ
T・K
 電子マネー戦争(3)2007年
 前回までいろいろな電子マネーを見てきました。
今後、普及するための課題はいったい何なのでしょうか。
 まずは、何といっても「規格」の統一。
現在、電子マネーは運営会社が異なることから、それぞれがそれぞれの運用を行っています。
 そのため、利用時の上限額が異なっていたり、電子マネーを読み取る端末が異なっていたりして、利用者にとっても導入するお店にとっても決して使い勝手が良いとは言えません。
 とはいえ、各社もボランティアで電子マネーを運用している訳ではありません。会員としての囲い込み手段として利用したいといった意図もあるでしょう。
 もちろんそういった各社の事情は理解できますが、まずは電子マネー文化そのものが普及しなければもとも子もないでしょう。最低限の運用ルール・端末仕様は統一してほしいものです。
 その上で、各社の独自性を打ち出し、よりよいサービス提供に向けた競争をするべきでしょう。
 ここで、ひとつの新しい取り組みをご紹介したいと思います。
 ドコモが6月から試験的にサービスを開始した「navi
D※(ナビッド)」というサービスです。ドコモの進める電子マネー「iD」が使えるお店の紹介とクーポンを配信するケータイサイトで、お店はサイトに掲載するために「iD」を使う人へ10%OFFなどの特典を出す必要があります。
 通常こういったサイトは掲載料金が月数万円かかるものですが、電子マネー運営会社であるドコモが自社のケータイサイトとして運営することでiDを導入していれば掲載料が一切かかりません。
 今後、各社はそれぞれの強みを生かして「現金より電子マネー!」と思わせるような新しい
サービスを提供していってもらいたい
ものです。
※ドコモのケータイをお使いの方は
こちらからアクセスできます。
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