2007年ケータイあれこれ
T・K
 マーケティングツールとしてのケータイの可能性
 ケータイは究極のマーケティングツールだと言われるようになって久しいです。確かにケータイは肌身離さず持ち歩いています。ディスプレイもついていて、最近ではかなりキレイな画質で動画を含めた情報を見ることもできます。さらに、メールを使って情報を届けることもできます。そのため、情報を提供したい側と情報を受け取りたい側を、時間・空間の観点から効率的に結びつけることを考えるとき、まさに打ってつけだと考えられてきました。ところが、実際にケータイをマーケティングツールとして十二分に活用しているという話はあまり聞きません。ケータイサイトを立ち上げる、メルマガを配信する、といったインターネットを模倣して、ある程度の成功を収めているものは確かにあります。

しかし、私はケータイの持つポテンシャルを十分に生かしきれていないと感じています。
 では、どのような可能性を秘めているのでしょうか。

私は「ローカル(地方)」というキーワードが重要と考えています。インターネットは世界中の情報を調べることができるということが「売り」でしょう。一方で、ほとんどの方は日本国内のみ、もっと言えば自分の生活圏の情報を必要としています。確かにアメリカの片田舎で起こった事件を知ることができるのはある意味で驚きですが、実はそんなことより、近所のスーパーの安売り情報、お気に入りのショップのバーゲン情報なんかを知りたいのです。インターネットを上手に活用するとそういった情報を見つけることも

できるでしょう。 しかし実は、これがなかなか難しい。見つからないのです。特に少し田舎へ行くと、まず無理。それはなぜでしょう?
 インターネットにはかなりの情報が集められています。しかし、本当の生活情報、

例えばこの「みゅ〜ず」で取り上げているようなイベント情報などは集め切れていないのです。インターネット上には、真の生活情報とそれをほしがっている人を結びつける仕組みが、実は弱い。私は、ケータイにはこの弱みを補完する力があると見ています。
 次回は、もう少し具体的にその可能性を探ってみます。


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