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今年日本では、世界121カ国4国際機関が参加した愛・地球博が開催され、会期中多くの人が会場を訪れました。万博に参加した外国人に、滞在中に日本で困ったことを尋ねると、街中の看板に英語表記が少ないことだという答えが多くあったそうです。積極的に移民を受け入れている諸外国に比べ、単一民族国家の日本では外国人の受け入れ体制が十分には整っていないようです。逆に私が海外に行くと、日本の良さを実感することもあります。その一つが、日本で受けるサービスの質の高さです。店で買い物すると無料で丁寧にラッピングしてくれるし、最近では不在時に届けられた宅急便を、ドライバーに直接連絡して指定の時間に再配達してくれるサービスもあります。私が以前滞在していたアメリカでは、デパートでも商品が床に転がっていてもそのままだし、バスの時刻表はあってないようなもので、30分ぐらい待ったかと思うと同じ目的地行きのバスが2、3台連なって来たりするなんてことも珍しくありません。また仕事に対する考え方も、国によってずいぶん違うようです。以前欧米や南米の拠点と仕事をする機会がありましたが、8月にはバケーションという理由で、向こうの担当者とほとんど連絡がとれなくなっていました。一方日本では、休暇をとってのんびりしている所に会社から仕事の電話がかかってきて、せっかくの休日が邪魔されてしまうことさえあります。サービスにしても仕事のやり方にしても、立場によってそれぞれに一長一短があり、どちらが正しいというわけではありません。国が違うと、文化も習慣も様々。たとえ同じ国の人でも、人によって考え方は千差万別です。そうした多様な文化や考え方を知り、お互いに違いを受け入れることが、本当の意味での国際交流につながるのかもしれないと、万博の様子をテレビで見ながら感じた夏でした。 |
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