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白壁の町並みと旧木下家屋敷
八女市大字本町(東京町)
福島町は江戸時代から八女地方の物産集積地として栄えた町。旧福島城のとき鍵形の町筋を形成し、この町筋に人々が住みついてから、茶・和紙・ハゼ・竹製品・傘・木材・絣・提灯・仏壇・造り酒屋……などをあつかう商人の町となる。白壁づくりの町屋が矢原町・古松町・京町・宮野町・紺屋町から唐人町にかけて、当時の面影を残している。その町並みの民家が、時代の波とともに消滅し変ぼうしてゆくのが惜しまれている。(画)大隈長生 (文)江下 淳 旧木下家屋敷は、明治41年(1908)に建てられた酒造業を営む離れで、重層式母屋造桟瓦葺の建物。座敷の意匠に工夫があり、材料も紫壇や濃い漆塗りを使い、欄間は屋久杉の1枚板で周囲に金色を施している。屋敷内は倉庫二棟がある。いずれも建築当時のままの姿をとどめる貴重な建物。屋敷とともに昭和63年2月、所有者木下和夫氏から八女市に寄贈された。午前9時から午後5時まで観覧できる。(無料) |
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