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船小屋鉱泉場
筑後市尾島 山門郡瀬高町長田
船小屋温泉、船小屋鉱泉として親しまれている。泉温十九度の含鉄炭酸泉で、炭酸含有量は日本一。胃腸病、婦人病、貧血症などに効能があり、特に胃腸病には飲用が効くとされている。鉱泉を持ち帰ることもできる。かつて子供の頃に砂糖を混ぜてラムネにしたものだ。(画)鹿田光子 (文)江下 淳 鉱泉場井戸は、湧出する炭酸のガスで小鳥が落下したと伝えられている。別称で雀地獄ともいわれていた。文政年間(一八二五年頃)に鉱泉井戸が掘られて、その後、約一三〇年前慶応年間〜明治初期には湯治の往来で賑わい、温泉宿が建ちはじめた。 対岸の瀬高町長田にも慶応年間に掘られた鉱泉井戸を泉源とする新船小屋温泉があり、泉源は同じ含鉄炭酸泉。両温泉に挟まれた中の島公園のクス林は、約三〇〇年前に柳川藩の命で、田尻惣馬らが矢部川堤防の大改修を行ない護岸のためクスを植えたもの。 国道二〇九号に架かる鉄橋は、昭和四年(一九二九)完成。この赤い鉄橋は、天然記念物のクス林と清流矢部川と調和した風景美をみせていたが、道路拡張のため取壊しの運命にあるという。 |
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