黄櫨の会では郷土関係出版物や自分史などを収集展示する自分史図書館を開館しました。
著者が心血を注ぎ、丹精こめた自費出版物が各地で次次に上梓されています。
しかし発行部数も少なく、脚光を浴びることもなく時間と共に埋没してしまう運命にあります。
自分史は個人の記録にとどまらず、その時代の自然・風土・慣習・社会・生活・産業・交通・教育、次第に忘れ去られつつある戦争体験など、いま私たちが見直さなければならない大切なことがたくさん収録されています。また、もろもろの郷土出版物にはその本でしか知ることのできない事柄が記録されており、時間が経つにつれて地方の教育・文化・経済史を記録した第一級の資料として、時間の経過と共に光芒を増してくるものであります。
名もない一人一人が、精一杯の情熱を込めて自分の人生を綴ったものに何の偽りがありましょう。文章はつたなくとも、そこには人間の生き続けた証があります。共に生き続けた家族があり、地域の歴史があります。その人しか歩けなかった人生があり、その年代しか体験できなかった家庭や地域の歴史があります。
自分史図書館には全国各地で出版された貴重な自費出版物を中心に収集展示しています。
皆さんの大切な人生を綴った自分史や地方の出版物あるいは皆さんのご家庭のみに眠ったままの本がございましたらぜひ共、自分史図書館に寄贈して頂き、より多くの人々の眼にとめていただき、後世のお役に立てるようご協力下さい。
|