 |
グリーントマトの子育て日記
サンタの悩み
|
 |
今年もこのシーズンがやってきた。「サンタさんに〇〇をお願いしようかな……」というわが子の言葉を耳をダンボにして聞く季節。しかし、息子はもう5年生。去年、「サンタはパパとママだって友達が言ってたけど本当?」と聞いてきた。ドキッ!一瞬迷った。とうとう告白するべき時が来たのか……と。しかし、それを言えば息子は、だまされたー!と、これまで数年間のウソを責め立てるかもしれぬ。そのショックと反撃は、信じていた分大きいに違いない。ガックリした泣きそうな顔、はたまた怒り出し喚く顔、いろんな顔が脳裏をよぎる。恐ろしや……やはりそれだけはできない。「かわいそうやねえ。その子のところにはもうサンタさんが来なくなったから、パパとママがプレゼントしているんやねえ」と、答えた私。「なーんだ、そうなんだ」と安心する息子。それを聞いていた当時1年生の娘は、「うちはサンタさんが来るからよかったね。いい子にしてるからやん」と、ニコニコ。果たしてこれでよかったのだろうか……少々罪悪感が残った昨年のクリスマスだった。
そして今年、またまた息子が「サンタさんって本当におると?ママ達じゃないと?」と、聞いてきた。またまたドキッ!ああ、世の中のサンタ達はいつ告白しているんだろう……。「おるおる!」と、ひとこと言って話をかえた私は、クリスマスが終わるまで悩まされる日々だ。
ある人が言っていた。「たとえ枕元にプレゼントを置くサンタの正体を知っても、たとえ大人になっても親になっても、私達にはずっとサンタがいるよ。好きな人と結婚したり子どもを授かったり、それはサンタのプレゼントだと考えたら素敵やろう?」と……。
(志穂)